【単体考察】キノガッサ絶対殺す寝言サイキネ2ウェポンゴチルゼル
ゴチルゼルは決意で満たされた。(undertaleネタ)
どーもこんにちは パッケージです
ゴチルゼル@マゴ 図太い
実数値 177(252)-×-156(212)-121(44)-130-85
技 サイキネ/寝言
調整 Hぶっぱ キノガッサの種ガンダメ最小までB振り 残り全部C
開発経緯
長いので飛ばしてもおkです
キノガッサがとにかく憎かった。
メガサメハダー軸の中堅対面構築において、メガサメを上からマッパで縛れかつ対面性能が高い中堅ポケほぼ全てに殴り勝てるキノガッサはまさに「天敵」であり、キノガッサがPTに居るだけで自分達のPTは「蛇に睨まれた蛙」のように茸の無慈悲な殺戮を受け入れるしか無くなってしまう。
もちろんこちらとて対策をしなかったわけではない、モジャンボや草食ゴツメバッフロン、マジガ火炎玉ランクルス、進化の輝石ハリボーグ(ブリガロンの進化前)にまで手を出し、挙句の果てには禁忌(KP上位)であるところのモロバレルまでをも採用した。
すべてはキノガッサへの憎しみがなせる技である。
しかし結果は全て「失敗」、「敗北」。当時のPTはキノガッサ入りの構築には1割勝てれば良い方だったと記憶している。
何故だ?何故「キノガッサに勝てるポケモン」をPTに入れているのに「キノガッサ入りの構築」に勝てないのだ?あまりに無惨な敗北を突きつけられた筆者は、そこでようやくある事実に気付いた。
「キノガッサに強いポケモンを後出しした所で相手はそいつに強いポケモンに交代するに決まってんじゃんwww対策になってねえwwwwwww」
当然の話である。
相手だってポケモンを3体持っているのだから、不利な対面に陥れば有利なポケモンを後出しするに決まっている。
そしてキノガッサを後出しから受けられるポケモンは得てして後続に負担をかけることが出来ないため交代するしか無いが、こちらの裏はサイクルに向かないポケモン揃いであるため、サイクルで不利を取りそのままズルズルと負けてしまう。
そんな単純な事実にも気づかないほど、当時の筆者はキノガッサへの憎しみに囚われていた。
では、どうするか。
答は決まっている。「キノガッサを交代させずに後出しから倒すことができればよい」のだ。
現在7世代において対面からキノガッサの交代を妨害する手段は「かげふみ」しか存在しないため特性「かげふみ」を持つポケモンを採用するのは当然、ソーナンスは胞子→種ガン連打で押し負ける気しかしないため消去法でゴチルゼル選択。
汎用性を維持しつつキノガッサの催眠に勝てるようにするためのねむカゴ瞑想型でねむねご瞑想サイキネ4ウェポン。
完璧である。
しかし新兵器を携え意気揚々と戦場(バトルスポット)に赴いた筆者に待ち受けていたのは、敗北に次ぐ敗北。茸による圧倒的蹂躙。茸3タテ劇場。
「なんでや…」なんでもクソもない。
聡明な貴方達であればもう分かっているとは思うが、このゴチルゼルは寝言で「ねむる」と「瞑想」と「サイキネ」の3つの技が出る。つまり寝言で2連サイキネを引ける確率は11%。後出し種ガン乱数諸々加えてもとても対策といえる数字ではない。
では、どうするか。
答は決まっている。「寝言」で「サイキネ」しか出ないようにすれば良いのである。
技は寝言サイキネ2ウェポン。そもそも起きる必要がないのだから、カゴのみをマゴのみに変えればよい。タネマシンガンは連続技だから確実にマゴのみが発動する。
これが汎用性をかなぐり棄てたキノガッサ絶対殺す寝言サイキネ2ウェポンゴチルゼルの開発経緯、その全てである。
運用
感想
強かった。
キノガッサは余程不利な乱数を引かない限り逃さず狩ることができたため、キノガッサ対策としてはかなりいい出来だったと思う。
汎用性は全く無いが、そもそもこいつの役割は「キノガッサを倒す」の一点だけであるため、不便に感じることは全くなかった。
キノガッサが重い対面構築であればそこそこの活躍は見込めると思うので、気になった方は是非この子を採用してみてほしい。
最後に
おしまい